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トピックス2 紫外線療法308エキシマシステム 2019年4月22日

村皮膚科では、アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、白斑などの難治性皮膚疾患を、紫外線療法308エキシマシステムや漢方で治療しています。

308エキシマシステムで効果が期待できる症状
飲み薬や塗り薬では、どうしても治らない難治性の皮膚病にお困りの方も多いと思います。
北村皮膚科では、皮膚症状が出にくくなる体質づくりを目指した漢方治療も行っていますが、308エキシマシステムは局所を治す治療です。
局所的(手のひらサイズ)で、難治性のかゆみ、赤み、ざらつき、角化、膿疱に大変効果的です。具体的な病名は次の通りです。
・アトピー性皮膚炎のかゆみ
・乾癬の、紅斑、角化(治りにくい爪、肘、膝、手足、頭部に)
・掌蹠膿疱症の膿疱、紅斑、角化、爪変形
・白斑
・ステロイドの副作用で皮膚が薄くなってきたので、ステロイドの塗り薬を減らしたい

保険適応の病気
アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、白斑

保険適応外だが、有効性が認められている病気
円形脱毛症 、 痒疹 、 皮膚そう痒症

308エキシマシステムとは?
紫外線には「免疫の働きを調節する作用」があります。この紫外線の中でも308nmの波長は、皮膚病への治療効果が高く、副作用の少ない、特に治療に優れた波長とされています。
308エキシマシステムは紫外線の308nm波長を取り出して照射できる機種ですので、数秒~10秒程度という短時間の照射で大きな治療効果が期待できます。
1回エキシマシステムを照射しただけで、かゆみが治まった、という方もおられます。範囲が狭く治りにくい皮膚病がある場合には特におすすめです。北村皮膚科では、最新型の紫外線治療器「308エキシマシステム」を使用しております。
皮疹が全身に及ぶ場合でも、北村皮膚科では従来からある全身型のナローバンド療法を行うことができます。どちらも診察時にご相談が可能です。

治療の流れ
1, 医師が診断し、治療の適応があるか判断します。
2, エキシマシステムにて治療を行います(1カ所あたり数秒~数十秒)。
通常10カ所程度までの治療とさせていただいております。
3, 週に1~2回程度通院していただきます。徐々に照射量をあげていきます。
4, 治療を継続し、十分な治療効果が得られれば、一旦治療を中止するか、通院頻度を減らします。
 
副作用
照射部位の赤み、水疱が見られる場合がありますが、適切な治療ですぐに改善が見られます。
当院のエキシマシステムは狭い範囲に照射しますので、全身的な副作用が出る事はありません。
 
よくあるご質問
質問1 エキシマシステムは、痛いですか?
答え:痛みはありません。光が当たると、ほんわかと温かい感じがします。
 
質問2 エキシマシステムは何回やれば治療効果が得られますか?
答え:疾患によって異なりますが、アトピーのかゆみは1回の治療で効果が見られる場合があります。尋常性白斑などは十分な効果が得られるまで最低でも10回程度の治療は必要でしょう。
 
質問3 時間はどれくらいかかりますか?
答え:一カ所あたり数秒~数十秒ですので、10カ所やったとしても数分です。
 
質問4 エキシマシステムは子供でも受けられますか?
答え:2歳未満の患者様は治療を受ける事ができません。2歳〜16歳の患者様は、症状を考慮した上でエキシマシステムの治療適応かどうか判断します。

質問5 保険が効きますか?どれくらいの治療費がかかりますか?
答え:健康保険が効きます。3割負担で1回約1000円、1割負担で300円です。


北村皮膚科 
副院長 花田 美穂

トピックス1 クラゲに刺されると、納豆アレルギーになる人がいます。ご注意ください。2019年6月7日

健康食品の納豆。毎日欠かさず、食べています、という方も多いのではないでしょうか?実はこの納豆でも、アレルギーをおこすことを、皆さんご存じでしょうか?

 

数年前のお話です。三陸の漁師さんが原因不明のアレルギーを繰り返すため、私が勤務する大学病院へ紹介されました。全身にじんましんが出た後に、腹痛、嘔吐、呼吸苦、そして、ショックになったのです。

皮膚検査をすると、納豆のネバネバ成分(ポリγグルタミン酸)が原因で、納豆アレルギーを発症したことがわかりました。

 

この納豆アレルギーは、一般的なアレルギーと違う、とても変わった特徴があります。

まず、納豆を食べても、すぐにはアレルギー症状が出ないのです。一般のアレルギーは、原因食品、例えばエビやソバ、ピーナッツなどを食べて、数分から2時間以内にアレルギーの症状がでます。しかし、納豆アレルギーでは、納豆を食べて5-14時間たってから、遅れてアレルギーの症状がでます。例えば朝食で納豆を食べたら昼過ぎに症状がでます。夕食で納豆を食べたら深夜に症状がでるので、とても危険です。この漁師さんも、納豆を食べて11時間後にアレルギーの症状が出て、救急車で病院へ運ばれました。納豆を食べてから、発症までにタイムラグがあるため、納豆が原因であると考えにくく、診断が難しいのです。

次に、クラゲに複数回刺されると、納豆アレルギーになりやすいのです。サーファーやダイバーなどマリンスポーツ愛好家に納豆アレルギーが多いのです。そのほか三陸の漁師さんや釣り人も釣り餌として知られるエラコを介して、クラゲに刺されるため、納豆アレルギーが多いことがわかってきました。

 

もし、納豆アレルギーになった場合、表1に示すような食品、化粧品にも、納豆アレルギーの原因物質が含まれているので、注意しなくてはいけなくなります。

楽しい夏が、はじまります。

納豆アレルギーにならないためにも、海でクラゲに刺されないようにしましょう。クラゲ以外にも、表2に示すような刺胞動物にも注意して、マリンスポーツを楽しんでください。

 

 

北村皮膚科

副院長 花田 美穂

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